なぜかたまに出る「このサイトで重大なエラーが発生しました。」のエラー
PHPの記述ミスでワードプレスが真っ白になって動かなくなった経験はありますが、今回のこの重大なエラーとやらは少し変でした。
なぜなら「たまに出る」からです。しかも「更新したら直る」。
私の場合、ログインもできるしダッシュボードにも入れるし、その他に設定も普通にできますが、Elementorで新規投稿をしようとしたときなどによくこのエラーが出ました。
いちいち更新を何度も押すのも面倒だし、そもそもこのエラーの原因はなんだと思って原因を探ってみました。
原因を探る:デバッグモードでエラーの原因を出力
エラーの原因をデバッグモードで探し出します。
phpファイルを触る必要がありますので、FTPでサーバーと接続します。
wp-config.php
触るファイルはwp-config.phpです。
ファイルの場所はwp-admin wp-content wp-includesのフォルダが入っている階層にあります。
デバッグを有効にする
日本語版だと日本語で丁寧にデバッグモードをコメント書きしてくれています。
その下にある、define( ‘WP_DEBUG’, false ); のfalseの部分を true へ変更します。
デバッグモードはそのあとは必ずfalseに戻して置いてくださいね。
その後はFTPでサーバーで上書きアップ。
そしてエラーが出たページをもう一度開いて確認するとエラーの原因が出力されます。
PHPのメモリ不足だと判明
デバッグを有効にしてエラーを出力した場面がこんな感じです。
Allowed memory size of …と書かれてあり、メモリについて書かれていることがわかります。
ちなみにこれ以外のエラーの場合は他の原因によるものなので、以下のやり方ではない他の解決方法を探してみてくださいね。
ワードプレスのPHPのメモリの確認場所
ワードプレスのPHPのメモリは、「ツール」→「サイトヘルス」→右上の「情報」→「サーバー」から確認できます。
PHPメモリ上限は 128M となっていますが、256Mへ変更します。
WPのPHPメモリ上限は大体256Mで事足りることのことです。
PHPメモリの変更の仕方
wp-config.php
またまた先ほどのwp-config.phpファイルを編集します。
define( ‘WP_MEMORY_LIMIT’, ‘128M’ );
などの記述があれば、メモリ部分(128Mの部分)を変更。
なければコードを追加します。
define( ‘WP_MEMORY_LIMIT’, ‘256M’ );
今回はコードを追加しました。
場所は「編集が必要なのはここまでです!」と書かれている直前に貼り付けます。
これでエラーが出ないことを確認して終了です。
デバッグモードを無効にしておくことも忘れないでくださいね。
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